こんなに簡単なの!?カナダからアメリカへ初の陸移動。車で国境を越える時に用意しておくべきものとは?
カナダのトロントからアメリカの東海岸・バージニアビーチへの旅。いつもは飛行機に乗って国を移動しますが、今回は初の車!陸移動!ということで楽しみな反面、すっごく緊張しました… (苦笑) 飛行機で行く時も、空港でのセキュリティーチェックや、入国・出国手続きなど何度経験してもドキドキしてしまいませんか?何も隠してないのに「何も隠してませんよ」感を出してみたり(笑)この感覚、絶対わたしだけじゃないはず!(笑)
話がそれてしまいましたが、今回カナダからアメリカへ車で行く際に少しでも不安を解消する為に色々とネットで検索しましたが、あまりいい記事が見つからなかったので改めて最新の情報を記録しておこうと思います。
カナダ→アメリカ間の国境を越える時に必要なもの
- パスポート
- 6$(USドル)
この2点が必ず必要になってきます。観光で入国する日本人は必須です。(観光以外の入国の仕方はややこしくなってしまうので今回は観光のみで説明していきます)まず車で日本の高速の料金所のようなゲートに進みます。もうこのゲートの先はアメリカです。
ゲート前まで来ると、入国審査官に従うだけ。スムーズに通過するためにも、
- 同乗者がいる場合はみんなのパスポートを集めておく
- メガネ・サングラス・帽子は外しておく
- 車の窓は全開に開けておく
実はわたしこのゲート前まで熟睡してました(笑)
カナダとアメリカの国境を越える時に、入国審査官から聞かれること
パスポートを提示した後に、空港でも行うような入国審査官からいくつかの質問があります。質問のやりとりも車の窓越しからやりとりを行うイメージです。聞かれる内容は主に、
- アメリカに入国する目的
- どこに滞在するか、またその期間
- 現在の職業
- お酒、タバコは車に積まれていないか
アメリカからカナダに帰る際に聞かれる内容は、
- アメリカでの滞在期間
- どこへ行ったか
- お酒、タバコは買ったか
- 生鮮食品の有無
聞かれる内容的には空路で入国する際と変わらない気がしました。ただ一つ注意したいことは、アメリカもカナダも入国審査官は空路より陸路の方がかなり厳しいということ。だから無条件に「車内見せて」と言われる場合だってあります。お酒やタバコなどの関税商品は持ち込める量が決まってますので、まずは持ち込み可能な量を超えて持ち込まないようにすること。そして、車に積んである場合は必ず嘘をつかずに申告すること。これが無事に国境を越えるためのポイントです。またトランクに刃物なども入れておかないようにしましょう。
ビザなしの外国人は別途オフィスでの手続きが必要
ここで大事なポイント!永住権もしくは就労ビザのような特別なビザを持っていない外国人は、別途手続きが必ず必要です。(例えば、日本のパスポートで観光としてカナダ→アメリカに入国する場合もこれに当てはまります) 車から降りて、ゲートの横にあるオフィスへ行き、指紋と写真を取られ、いくつかの質問に答えます。その後、入国費として6$(USドル)を支払います。(ここでさっき説明した6$が必要になります!)主な質問内容は、
- アメリカに入国する目的
- どこに滞在するか、またその期間
- 現在の職業
- またカナダに戻るかどうか
車から聞かれた質問内容とほとんど同じですので安心してください。そして無事に手続きされると、パスポートに分厚い紙がホッチキス止めされた状態で返却されます。その紙は、「アメリカで3ヶ月間滞在可能」と「再度カナダへ入国します」の証明でした。とても大切な紙なので間違っても剥がさないようにしてくださいね。
陸路と空路の違い
空路で、国際線を利用する場合は約2時間前に空港に到着し、荷物を預け、セキュリティーチェックを受け….とかなり時間がかかりますよね。でも陸路の場合は、
- セキュリティチェックがない
- 荷物量の制限がない(関税商品を省く)
- 航空チケットのようなチケットは必要ない
一台一台、車内を確認するようなことはしません。私たちのボディチェックももちろんありません。ただ、どんなタイミングでかはわかりませんが車内チェックなどを行う場合ももちろんありますので、気をつけて!
率直な感想は、「え、こんなに簡単に国境越えられちゃうの?!」
結局、率直な感想は「陸路で国境超えるのって思っていたより簡単」。この記事でまとめたポイントを押さえていれば安心してカナダ・アメリカ間の旅がスムーズに行えるはずです。ぜひ参考にしてみてください。