最近さらに感じた日本人のカッコ良さについて話してみる。
カナダで中国医学を学んでいるKaeです。3セメスターがスタートして2ヶ月半が経過。このセメスターが終われば学生生活もようやく折り返し地点。日々目まぐるしいけどプラクティカルクラスが始まってやっとこのキャリアのスタートラインに立った感じ。写真は授業中に私の顎関節症を治してもらっているところ。
そういえば、カナダでの教育を通して最近感じたことがあって、それは「日本の教育ってもしかしてすごいんちゃう?」ってこと。もっと言うと「日本の教育を通して育った人ってすごいんちゃうん」ってこと。日本の学校に通ってた時はいろいろ思うこともあったけど、いざ違う国で違うアイデンティやカルチャーを持つ人たちと一緒に学校生活をすると、日本人が持っている素敵な特性?みたいなのに気付かされることがある
まずは協調性。義務教育での話になるけど、小さい頃から日本の学校では「これをして他人がどう思うと思う?」とか「みんなの空間だから綺麗に保ちましょう」とか教えられてきたと思う。だから掃除の時間があったんだろうし、みんなで協力する運動会とかも開催されてたんだと思う。(カナダでは掃除の時間とか運動会がない!)
あとは忍耐力にも優れてると思う!運動会の話に戻るけど、組み立て体操って何のためにあるんやろうって疑問に思ったことない笑?炎天下の中で真っ黒になりながら長時間練習して、自分はミスしてないのに誰かがミスしたらみんなで最初からスタートしなおしての繰り返しで。先生が休憩って言うまで座れないから「休めの姿勢」を教えられて笑。あれで忍耐力付かない訳ないよね笑。(あくまでも私が学生だった時の話)
ここで私が実際にカナダで体験した日本の義務教育での学びを覆されるびっくりエピソードなんやけど、周りの考えは一旦置いておいて個人にとって都合のいい意見ばっかりをめちゃめちゃ言うって人が大多数!笑 。例えば、「テスト範囲全部勉強するには時間が足りないから、ここの範囲をテストから除外して」とか「来週は2つテストがあって忙しすぎるから、どちらかを違う週に変えて欲しい」とか (ちなみにその2つのテストは違う日で数日離れてるから勉強の計画さえすればちゃんと時間ある。笑)
日程変更したら他のクラスメイトにも教授にも影響するのにそれは考えない図々しさ笑。極めつけには、生徒が教授に「課題が多すぎるからそれなら全部テストに変えて欲しい」ってお願いしておいて、いざテストに変わると「テスト多すぎる。こんなん望んでなかった」とか言い出す始末。
どっちやねん!笑。ほんでその意見をすぐに反映する教授もすごいなと思いつつ。。。笑
こういう毎日を過ごしていると、私たちが自然としてきた「相手を思いやる気持ち」とか「みんなの空間を心地よく」なんていう行動が本当にすごいことで、誰にでもできるスキルではないんやって気付かされる。忍耐力も兼ね備えてるおかげでそんな簡単にはへこたれない精神も持ち合わせてる。
日本人が義務教育時代に学んできたものや物の考え方の違いをわかりやすくするためにカナダでの例を挙げただけで、他のカルチャーや考え方もすごく素敵やし、尊敬してる。そこは誤解しないでね!笑。
日本のゆとり教育がどうとか、最近の若い子は昔に比べて、、、とか日本人からみた日本人のイメージは変わってきてるのかもしれないけど、世界から見たら私たちはまだまだサムライやと思うわ笑。ちょっとくらい理不尽なことがあっても、周りと調和することを知ってて淡々と自分の必要なことに向かって突き進める日本人ってすっごくかっこいいよ!ってことをシェアしたかったブログでした。読んでくれてありがとう。